■街角サイエンスカフェでキノコの健康効果講演
北大遺伝子病制御研究所シンバイオティクス研究部門は6月30日、大学や企業の第一線で活躍する人が研究成果や新技術を分かりやすく講演する「街角サイエンスカフェ」を札幌市民交流プラザ(札幌市中央区)で初めて開いた。同大の宮崎忠昭特任教授(62)が薬用キノコ「鹿角霊芝(ろっかくれいし)」の健康への効果を説明し、市民約10人が耳を傾けた。
宮崎特任教授は北海道情報大学の臨床試験の結果を分析。被験者を、鹿角霊芝を含むカプセルを摂取するグループと、含まないカプセルを摂取するグループを飲ませたところ、霊芝を摂取したグループでは摂取4週間後と12週間後に中性脂肪の値が低くなるなどの結果が出たと説明。