健康産業新聞5月号にて掲載のお知らせ

2022/05/24

この度、健康産業新聞の5月号注目キノコ特集に掲載させていただくことになりました。掲載内容としては以下となります。

㈱北海道霊芝(札幌市白石区)は、2004年から北海道産純良霊芝「旺煌」の研究・開発に取り組み、菌床づくりから培養・栽培、製品化まで自社グループ一貫で行う体制を確立している。

同社では、北広島工場に加え、2016年に、同社代表取締役・尾北紀靖氏の生まれ故郷・美唄市の「美唄工場」が創業開始。霊芝の農産・製品加工に対する有機JAS認証取得は国内初になる。栽培においては道産の天然ナラ原木を使用するほか、道内の自然水を関連会社の独自技術で処理するなど、品質重視の生産体制を確立。原料は、赤霊芝、鹿角霊芝の「チップ」「微粉末」「エキス末」のほか、「細胞壁破壊法微粉末」の供給も準備中だ。

機能性研究では、北海道情報大学と共同で鹿角霊芝カプセルを用いた免疫機能(NK細胞の活性化作用)に対する臨床試験が終了。摂取4週後及び12週後に、NK細胞活性が上昇している傾向が認められ、研究班らは「ウイルス感染症やガンの発症抑制にはNK細胞の働きを示す自然免疫システムが重要であり、将来、鹿角霊芝の有用性が示されてことが期待される」としている。研究成果は、学術誌「薬理と治療」に論文投稿済み。北海道独自の食品機能性表示制度「ヘルシーDo」に申請するほか、機能性表示食品の届出を進めていく。

新型コロナ禍で免疫ニーズの高まりを受け、自社サプリメント『カプセル旺煌』の販売量が伸びているほか、有機霊芝原料の引合いが増加。国内外の製薬メーカーに供給がスタートした。また、大手調味料メーカーを通じて、百貨店の薬膳向け商材に採用が決まるなど、供給量が増ている。

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